オラクルが下落 マイクロソフトがオラクルとの契約を段階的に終了と伝わる=米国株個別
(NY時間13:11)(日本時間03:11)
オラクル<ORCL> 113.83(-1.33 -1.15%)
マイクロソフト<MSFT> 533.46(-2.47 -0.46%)
午後になってオラクル<ORCL>に売りが強まっており、下げに転じている。マイクロソフト<MSFT>が、クラウド事業者との広範な提携関係の見直しを実施しており、オラクル<ORCL>からのAI向け計算能力の借受契約を段階的に終了させていることが分かった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
マイクロソフトはここ数カ月、オラクルとの契約更新を見送り、利用を順次停止している。オラクルの設備には旧世代のエヌビディア<NVDA>製半導体が使われており、時間の経過とともにマイクロソフトの要求仕様に合わなくなったという。両社は2023年、AI搭載検索エンジン「Bing」の稼働に必要なサーバー提供で合意していた。
マイクロソフトは他社からの計算能力調達に累計800億ドル超を投じる計画だったが、コスト負担や納期の遅れからネオクラウドと呼ばれる新興事業者との提携戦略を再検討している。データセンター開発案件の厳選や新規契約の抑制に舵を切った模様だという。
一方、オラクル側は旧世代品を含め、AIインフラ需要は依然堅調と強調する。しかし、積極的な設備投資に伴うフリーキャッシュフロー(FCF)の悪化から、投資家心理が冷却化。株価は今年6月の最高値から半値以下へ急落するなど懸念が広がっている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース