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【市況】後場の日経平均は27円高でスタート、テルモなどが牽引/後場の寄り付き概況

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 22464.75 (+27.74)
TOPIX  : 1772.52 (-3.13)

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は概ね前引け値水準の22464.75円で始まった。ランチタイムの225先物は現物前引け値水準の22450円処から22480円処で行って来いという展開だった。為替市場では日本株市場の落ち着きでリスク回避の動きが和らぎ始め、1ドル=109円台後半でドルが対円で戻りを試す動きとなっている。米国政府による米朝首脳会談の中止や自動車輸入制限の検討等は材料として相場にかなり織り込まれつつある模様で、原油価格の反落や円高一巡の兆しを新たな材料として、投資家は押し目買いの姿勢に傾きつつある。

 後場の寄付状況をみると、セクターでは空運、陸運、食料、精密機器が堅調な一方、海運、鉄鋼、輸送機器、石油が軟調な動きにある。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>が牽引役となっている一方、ソフトバンクG<9984>、KDDI<9433>、トヨタ自<7203>が重石となっている。売買代金上位では任天堂<7974>のほか、上述の東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>が堅調。
《HH》

 提供:フィスコ

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