市場ニュース

戻る
 

【材料】東宝は大幅反落、「シン・ゴジラ」パッケージ販売好調の反動で第1四半期27%営業減益

東宝 <日足> 「株探」多機能チャートより
 東宝<9602>は大幅反落で年初来安値を更新。13日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高662億1000万円(前年同期比6.7%減)、営業利益127億5000万円(同26.9%減)、純利益80億8700万円(同33.5%減)と大幅営業減益となったことが嫌気されている。

 邦画で「映画ドラえもん のび太の宝島」「名探偵コナン ゼロの執行人」などの定番のアニメは好調だったが、邦画実写作品でヒット作がなかったことに加えて、前年同期に「シン・ゴジラ」のパッケージ販売が好調だった反動もあり、売上高・利益が落ち込んだ。また、不動産賃貸事業で日比谷シャンテのリニューアル費用を計上したことなども利益を圧迫した。

 なお、19年2月期通期業績予想は、売上高2292億円(前期比5.6%減)、営業利益380億円(同20.1%減)、純利益263億円(同21.6%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均