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【材料】フジコーポは反落、第3四半期営業利益は通期計画上回るも5~7月減益を嫌気

 フジ・コーポレーション<7605>は反落している。5日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年11月~18年7月)単独決算は、売上高257億700万円(前年同期比6.3%増)、営業利益23億6100万円(同28.2%増)、純利益16億2500万円(同23.0%増)となり、営業利益は通期計画を超過達成したが、5~7月期では営業利益は23.9%減となっており、足もとの業績悪化を警戒した売りが出ているようだ。

 上期は、暖冬で雪の少なかった前年と比べて全国的なフジ・コーポレーション・積雪となったことでスタッドレスタイヤ販売などが好調に推移しこれが牽引役となった。ただ、前年9~10月に国内タイヤメーカーの値上げに伴う駆け込み特需があった反動があり、足もとの悪化につながったようだ。

 なお、18年10月期通期業績予想は、売上高315億円(前期比2.5%増)、営業利益23億2000万円(同4.2%増)、純利益16億2000万円(同10.3%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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