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【材料】シャノン---3Qは売上高19.9%増、マーケティングオートメーション及びイベントマーケティングともに増収

シャノン <日足> 「株探」多機能チャートより

シャノン<3976>は10日、2018年10月期第3四半期(17年11月-18年7月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比19.9%増の13.21億円、営業損失は0.71億円(前年同期は0.86億円の損失)、経常損失は0.69億円(同0.99億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は0.70億円(同0.70億円の損失)となった。

マーケティングオートメーションは、サブスクリプション売上(システム利用料(月額定額+従量課金))は、おおむね順調に推移したものの、新規獲得の進捗は計画に対して遅れている状況となっている。しかし、解約額と当第3四半期連結累計期間に新規に獲得し、売上計上を開始したサブスクリプション(システム利用料(月額定額))を差し引きした純増額(アップグレード、ダウングレードは含めていない)は前年同期比238.7%の増加となった。また、プロフェッショナルサービス売上は、受注や納品に遅れが発生したため、計画を下回った。
第3四半期連結会計期間末における契約アカウント数は、358アカウント(前期末比6.2%増)、売上高は8.69億円(前年同期比6.2%増)となった。

イベントマーケティングは、前期のリピート案件、新規案件ともに順調に推移した。また、前期の途中から発生しているイベントプロデュースに関連する案件の売上高も順調に推移した。売上高は4.52億円(前年同期比59.4%増)となった。

2018年10月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比21.9%増の19.34億円、営業利益は0.09億円、経常利益は0.06億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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