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【通貨】外為サマリー:1ドル111円80銭前後で推移、米為替報告書も意識の展開

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=111円84銭前後と前日午後5時時点に比べ5銭程度のドル高・円安と横ばい圏で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、サウジアラビアの反体制記者が、トルコのサウジ総領事館で殺害されたとする疑惑をめぐって、米国とサウジの関係が悪化するとの見方から、地政学的リスクも意識された。こうしたなか、ドルは111円後半での値動きが続いた。

 この日の東京市場に移ってからも111円80銭前後の一進一退が継続。米中貿易摩擦への不透明感が依然残り、上値は重い展開。また、米財務省から近く提出される見通しの為替報告書への関心が高まっている。中国の為替操作国指定は見送られるとの見方は多いものの、市場のリスク材料として手控え要因となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1590ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=129円62銭前後と同30銭程度のユーロ高・円安で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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