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【材料】日産化学が反発、半導体材料製品好調で19年3月期業績および配当予想を上方修正

日産化 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日産化学<4021>が反発している。5日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、売上高を2040億円から2055億円(前期比6.3%増)へ、営業利益を368億円から381億円(同8.9%増)へ、純利益を285億円から300億円(同10.5%増)へ上方修正したことが好感されている。

 上期に、ディスプレー材料製品や半導体材料製品、動物用医薬品原薬などの出荷が好調に推移し業績が上振れたことに加えて、下期についても各製品の販売が概ね堅調に推移すると見込んでいることが要因としている。

 また、業績予想の修正に伴い、従来中間38円・期末40円を予定していた配当予想について、中間40円・期末42円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。年間配当は82円(従来予想78円)となり、前期に比べて14円の増配になる予定だ。

 なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高980億3800万円(前年同期比7.7%増)、営業利益193億9900万円(同12.4%増)、純利益154億900万円(同16.9%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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