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【材料】デンソー、豊田通商が堅調、コネクテッドカーのソフト開発企業に共同出資

デンソー <日足> 「株探」多機能チャートより
 デンソー<6902>は12日、豊田通商<8015>、トヨタ自動車<7203>とともにコネクテッドカー関連のソフトウェア開発で実績を持つAirbiquity社(ワシントン州シアトル)に第三者割当増資の形で、共同で出資したことを発表。デンソーと豊田通商の出資額はそれぞれ500万ドル。これが株価の刺激材料となり、3社ともに堅調な動きをしている。

 近年、自動車の多機能化に伴い制御ソフトウェアの重要性が高まっており、次世代コネクテッドカーでは、販売後の機能追加による商品性向上や、不具合が起きた場合の迅速な対応のため、遠隔更新が必須機能となる。OTA(Over the Air)は、無線通信経由のデータ送受信により遠隔更新を可能にする技術・機能であり、次世代コネクティッドカーを実現するためのキー技術という。Airbiquity社は車載マルチメディアなどのソフトウェア開発で多くのカーメーカーに採用実績がある。また、OTAシステム開発においてもセキュリティー対応に強みを持っている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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