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【材料】伊藤米久HDは大幅4日続落、第1四半期31%営業増益も反応限定的

伊藤米久HD <日足> 「株探」多機能チャートより
 伊藤ハム米久ホールディングス<2296>が大幅安で4日続落している。前週末2日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高2109億6400万円(前年同期比1.1%増)、営業利益47億7200万円(同30.6%増)、純利益34億7100万円(同9.8%増)となったものの、全般相場の下落もあって好反応は限定的となっている。

 テレビCMの投入やキャンペーンの実施でハム・ソーセージなどが売り上げを伸ばしたほか、サラダチキンなど調理加工食品も好調だった。物流費の上昇などが利益を圧迫したが、調達及び販売環境の回復や収益構造の見直しで海外食肉子会社の業績が改善したことが利益を押し上げた。

 なお、20年3月期通期業績予想は、売上高8800億円(前期比3.4%増)、営業利益180億円(同24.2%増)、純利益140億円(同32.2%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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