【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (11月18日記)
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
日経平均株価は、前週末のNYダウが上昇した流れを映して、寄り付き値が上放れて始まる公算です。
本日、寄り付きでの上放れは、14日以降の反発調が勢いの強い下げ途中の小幅調整ではないことを示唆します。
本日の上げは、短期の天井型を形成する過程の動きか、または勢いの強い上昇の流れが続いている可能性を示しています。
少なくとも、8日の高値2万3591円付近まで上げ余地が拡大するので、本日は、前週末の高値2万3340円を超える動きになるなら、そのまま、戻り高値2万3591円を目指す可能性が出てきます。
13日の下げで上値の重さを示しているので、目先の価格が2万3591円を超える動きになるとしても、一時的な動きで終わるという見方が有力です。
本日、価格が下げるなら、それは、2万3591円が戻り高値になっていることを再確認する動きになります。本日の価格が下げる場合、目先、勢いの強い下げ場面へ入るきっかけになる可能性があります。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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