【材料】<注目銘柄>=電気興、5Gや防災関連で活躍期待
電気興 <日足> 「株探」多機能チャートより
20年3月期最終利益は前期比24.7%増の19億円と3期連続の大幅増益を見込んでいるが、上振れる公算が大きい。次世帯通信規格「5G」では高速通信を実現するため高周波帯の電波を使用するが、高周波帯は電波の直進性が高く、障害物に弱いため、より多くの基地局の設置が必要とされる。また、高所から光学・遠赤外線の2つの眼で天候を問わず監視が可能な「高所監視カメラ」や防災情報ネットワークシステムも提供しており、防災対策関連としても今後注目が高まりそうだ。
株価は10月に年初来高値3575円をつけてから調整を入れているが、押し目買いの好機といえる。直近の信用倍率が0.3倍台と売り長となっていることから株式需給面も味方している。(れい)
出所:MINKABU PRESS