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【市況】東京株式(前引け)=続伸、景気底入れ期待背景に上値追い

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 2日前引けの日経平均株価は前営業日比185円66銭高の2万2248円05銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億3661万株、売買代金概算は1兆1171億5000万円。値上がり銘柄数は1570、対して値下がり銘柄数は508、変わらずは90銘柄だった。

 東京市場は前日の米株市場で主要株指数が堅調だったことを受け、リスク選好の流れが継続した。米国では発表された5月のISM製造業景況感指数が市場コンセンサスを上回ったことで景気底入れ期待が高まった。一方、米中対立が激化していることへの警戒感もくすぶっており、日経平均は中国株市場の動向も横目に前場後半は伸び悩んだが、先物を絡めた空売りの買い戻しが全体相場に浮揚力を与えている。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が堅調、ソニー<6758>も商いを伴い高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクがしっかり、トヨタ自動車<7203>も買い優勢。システムソフト<7527>が活況高、アーレスティ<5852>も値を飛ばした。半面、任天堂<7974>が冴えず、第一三共<4568>も大きく売られた。アイロムグループ<2372>も利食いに押され、曙ブレーキ工業<7238>が反落、さくらインターネット<3778>、ビーグリー<3981>なども安い。

出所:MINKABU PRESS

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