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【市況】東京株式(前引け)=小反発、新型コロナ警戒で手控えムード

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 17日前引けの日経平均株価は前営業日比3円59銭高の2万2773円95銭と小幅反発。前場の東証1部の売買高概算は5億230万株、売買代金概算は9051億1000万円。値上がり銘柄数は896、対して値下がり銘柄数は1180、変わらずは94銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は買い手控えムードのなか上値の重い展開となったが、下値を売り込む動きも見られず、狭いレンジでもみ合い方向感の定まりにくい展開となった。朝方は、前日の米株安にもかかわらずやや買い優勢で始まったものの、買いは続かず日経平均はマイナス圏に沈む場面もあった。国内外で新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感が買いを手控えさせた。売買代金は1兆円を下回るなど低調で、値下がり銘柄数が値上がりを上回っている。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が堅調、日立製作所<6501>、日本電産<6594>なども強い。ベイカレント・コンサルティング<6532>が商いを伴い値を飛ばした。ダントーホールディングス<5337>が大きく買われ、テラスカイ<3915>も物色人気。
半面、ファーストリテイリング<9983>が安く、任天堂<7974>も冴えない。SMC<6273>、ファナック<6954>も軟調。RPAホールディングス<6572>、日本電子材料<6855>、アダストリア<2685>なども大きく下落した。

出所:MINKABU PRESS

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