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【材料】アンジェスは半年ぶりに4ケタ大台割れ、個人の投げ売り誘発を懸念

 アンジェス<4563>は3日続落、ここ急速に下値を探る展開を余儀なくされており、きょうは一時43円安の992円まで売り込まれ、フシ目の4ケタ大台を割り込んだ。同社株が4ケタ大台を割り込むのは4月23日以来半年ぶり。一部メディアで国産の新型コロナワクチンの実用化が2022年までずれ込むとの見通しが示されたことや、直近では米製薬大手のファイザーが日本で新型コロナワクチンの治験を開始したと発表したことが、同社株にはネガティブ材料とみなされた。信用買い残が多く追い証発生に伴う投げ売りを誘発しやすい状況にあるほか、「比較的経験の浅い個人投資家がこぞって同社株を高値で買っており戻り売り圧力が強く、押し目買いも入りにくい状況にある」(中堅証券マーケットアナリスト)という声が出ている。

出所:MINKABU PRESS

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