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【材料】住友化が大幅反発、医薬品出荷堅調で21年3月期営業利益予想を上方修正

 住友化学<4005>が大幅反発している。10月30日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、営業利益を700億円から1050億円(前期比24.6%減)へ、最終利益を200億円から300億円(同3.0%減)へ上方修正したことが好感されている。

 売上高は2兆2150億円(同0.5%減)の従来見通しを据え置いたものの、上期において医薬品や情報電子化学の出荷が堅調に推移したことが利益押し上げに寄与する見通し。また、医薬品における条件付対価にかかる公正価値変動について、抗がん剤として開発中のナパブカシンの開発スケジュールを見直したことで費用の減少を見込むことも寄与する。

 なお、第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高1兆467億円(前年同期比5.5%減)、営業利益507億7600万円(同50.5%減)、最終損益10億8900万円の赤字(前年同期297億900万円の黒字)だった。

出所:MINKABU PRESS

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