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【市況】東京株式(前引け)=反落、朝高後に軟化も値上がり銘柄数多い

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 2日前引けの日経平均株価は前営業日比31円17銭安の2万6756円37銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億8279万株、売買代金概算は1兆2280億4000万円。値上がり銘柄数は1201、対して値下がり銘柄数は852、変わらずは121銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でナスダック総合指数やS&P500指数が最高値を更新したことを受け、寄り付きは高く始まったものの買いが続かず、その後はマイナス圏に沈む展開となった。ただ、ワクチン実用化への期待を背景に下値では押し目買いが入り底堅さも発揮している。値上がり銘柄数は値下がりを大幅に上回っており、TOPIXはプラス圏で着地している。

 個別ではソニー<6758>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も安い。エムスリー<2413>も売られた。リクルートホールディングス<6098>が値を下げ、神戸物産<3038>も急落した。モリテック スチール<5986>も大幅安。半面、トヨタ自動車<7203>が堅調、武田薬品工業<4502>も買いが優勢。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクもしっかりだった。ロック・フィールド<2910>、Orchestra Holdings<6533>などが値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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