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【市況】22日の株式相場見通し=やや売り優勢か、決算発表期突入前の週末で買い手控え

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより
 22日の東京株式市場は、売り買い交錯もやや売りに押される展開が予想される。前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数は上昇し連日で過去最高値を更新したが、NYダウは前日終値を挟み上下する展開で結局小幅ながらマイナス圏で着地しており、マーケットのセンチメントは足もと強弱感が対立している。東京市場では今週は方向感なく日経平均株価が上昇と下落を繰り返しており、きょうは前日高かった反動で目先筋がキャッシュポジションを高める動きが優勢となりそうだ。また、週末要因に加えて来週から国内でも決算発表が本格化することで、買いを手控えるムードも出やすい。

 21日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比12ドル37セント安の3万1176ドル01セントと小幅反落。ナスダック総合株価指数は同73.667ポイント高の1万3530.915だった。

 日程面では、きょうは20年12月の全国CPI、12月の食品スーパー売上高、12月の百貨店売上高など。海外では1月のユーロ圏PMI速報値、1月の米PMI速報値、12月の米中古住宅販売件数など。

出所:MINKABU PRESS

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