【市況】マザーズ先物見通し：反発、暗号資産関連が下支え

本日のマザーズ先物は反発が予想される。15日の米国市場は3月NY連銀製造業景気指数が2018年以来の高水準に回復したため、寄り付き後上昇した。バイデン政権が増税を検討しているとの報道が警戒され一時下落に転じたものの、インフラ計画や経済活動の再開を背景とした回復期待を受けた買いが下支えとなり、引けにかけては上げ幅を拡大。連日史上最高値を更新して引けた。FOMCの開催を控え、長期金利が伸び悩んだためナスダックも上昇した。本日のマザーズ先物は、米国市場でナスダックが上昇したことやナイトセッションがプラスで取引を終了した流れを引き継ぎ反発でのスタートが予想される。国内では、マネーパートナーズグループ<8732>が暗号資産ＣＦＤのサービスを提供する予定と発表しており、同社の業容拡大が期待され、暗号資産関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは、5日線で下げ止まりし、上昇トレンドは継続しており、目先は75日線のある1209.0ptを抜けるかが焦点となりそうだ。本日の上値のメドは1223.0pt、下値のメドは1150.0ptとする。
《FA》

　提供：フィスコ