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【市況】23日の株式相場見通し=反発、米株高受けセンチメント改善

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 23日の東京株式市場は、広範囲に買い優勢の展開となり日経平均は3日ぶり反発に転じそうだ。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数がいずれも高く、米長期金利の上昇が一服したことなどでハイテクセクターが買い戻され、ナスダック総合指数の戻りが相対的に大きかった。東京市場でも米株高を受けて市場のセンチメントが改善、直近売り込まれた銘柄などを中心にリバウンドに転じる展開が予想される。日経平均は前日まで2営業日で1000円を超える下落をみせていたこともあり、目先値ごろ感からの買いを誘導しやすくなっている。ただ、3月期末を控えた機関投資家の決算対策売りも予想され、上値では戻り売り圧力も意識されるため、買い一巡後は2万9000円台前半で売り買い交錯となる可能性もある。

 22日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比103ドル23セント高の3万2731ドル20セントと3日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同162.307ポイント高の1万3377.542だった。

 日程面では、2月の全国スーパー売上高、2月の百貨店売上高、3月の月例経済報告など。海外では2月の米新築住宅販売件数など。また、パウエルFRB議長の米下院での議会証言にマーケットの関心が高い。

出所:MINKABU PRESS

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