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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 限月間スプレッドは一時マイナス52まで低下


 日経225先物は11時30分時点、前日40円高の2万9060円(+0.13%)前後で推移。寄り付きは2万9140円と、シカゴ先物清算値(2万9140円)にサヤ寄せする形から買い先行で始まったが、現物の寄り付き直後に2万9010円まで軟化。2万9000円を割り込まずに底堅さが見られるなか、ショートカバーにより前場半ばには一時2万9210円まで切り返したものの、上値抵抗線として意識されている75日移動平均線に上値を抑えられている。

 エーザイ <4523> の上昇が日経平均株価を約50円押し上げる形である。しかし、ファーストリテイリング <9983> 、ソフトバンクグループ <9984> の2銘柄の下落インパクトで相殺。東証1部の値上がり数は約6割を占めているものの、指数インパクトの大きい値がさ株の弱い値動きが重しになっている。NT倍率は14.80倍辺りでの横ばい推移。限月間スプレッドは一時マイナス52まで低下しており、先高感が後退する形に。

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