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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:フューチャー、フロンテオ、レーザーテク

フューチャー <日足> 「株探」多機能チャートより
■フューチャー <4722>  2,400円  +168 円 (+7.5%)  11:30現在
 フューチャー<4722>が大幅高で一時2400円台まで上値を伸ばし、前週末に続く年初来高値。また、20年10月の高値2347円も一気に上抜き2000年以来約21年ぶりの高値更新となった。AIを活用したITコンサルティング事業を幅広く展開、IT人材育成などでも実績を積み重ねている。21年12月期業績はDX案件の受注が好調で従来見通しを増額、営業利益は前期比53%増の80億円を予想している。株主還元にも前向きで毎期増配を続けていることも評価材料となっている。今期は前期比6円増配となる46円を計画する。

■FRONTEO <2158>  1,385円  +88 円 (+6.8%)  11:30現在
 FRONTEO<2158>の上げ足鮮烈、9%を超える上昇で一気に1420円まで上値を伸ばし、約1カ月半ぶりに年初来高値更新した。また同時に、長期波動の上値のフシとして長く意識されてきた2014年8月26日の上場来高値1421円にあと1円と肉薄した。人工知能(AI)を活用したリーガルテック事業のほか、AI技術を横展開してライフサイエンス分野なども深耕、ビジネスの幅を広げている。前週19日には「会話型 認知症診断支援AIプログラム」に関し、韓国における特許査定を取得したことを発表した。同社は同プログラムに関して国際特許を出願しているが、特許性が認められたのは日本に続き2国目となる。これも株価の刺激材料となっているもようだ。

■ウエストHD <1407>  4,725円  +300 円 (+6.8%)  11:30現在
 ウエストホールディングス<1407>が急反発している。23日付の日本経済新聞で「環境省は再生可能エネルギー導入などで地域単位で先行して電力消費に伴う温暖化ガス排出実質ゼロを目指す自治体を支援する。事業費の最大75%を補助する交付金を設ける」と報じられたことを受けて、太陽光発電所の建設などの再生可能エネルギー事業を展開する同社に商機拡大を期待する買いが入っている。記事によると、2030年度までに少なくとも100カ所で電力の脱炭素を実現し、成功モデルをつくるのが狙いという。また、この報道を受けて、イーレックス<9517>やレノバ<9519>など他の再生可能エネルギー関連にも買いが入っている。

■トヨタ自動車 <7203>  9,230円  +315 円 (+3.5%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>が6日ぶり反発。前週後半に2営業日合計で800円を超える急落をみせ、フシ目の9000円大台を割り込んだが、きょうは押し目買いが入りリバウンドに転じている。前週の急落の背景は、同社が9月の世界生産を4割削減すると発表したこと。しかし、これは半導体不足や東南アジアでの新型コロナ感染に伴う部品調達難が理由で、同社も通期の生産計画については下方修正しておらず、一過性の減産という見方が強い。株価指標面でもPBR1倍近辺と割安感が強く、前週後半の下げが行き過ぎとの判断から押し目買いを誘発している。

■日経レバ <1570>  14,250円  +430 円 (+3.1%)  11:30現在
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が急反発。前週末に昨年12月以来約8カ月ぶりに1万4000円大台を割り込んだものの、きょうは朝方から買い優勢に傾き、一時1万4290円まで急速に切り返す展開となった。日経平均株価にリンクさせたETFで価格変動率が基本的に2倍に設定されていることで、全体相場のボラティリティが高まると個人投資家などの売り買いが活発化する傾向がある。きょうは、前週末の米国株市場で主要株指数が揃って上昇したことを受け、目先リスク回避の売りが一巡し日経平均は大きく反発に転じており、日経レバもそれに追随する動きとなった。信用買い残は直近13日現在で2週連続して大幅に減少しており、需給面でも改善が進んでいる。

■アトラエ <6194>  2,290円  +67 円 (+3.0%)  11:30現在
 アトラエ<6194>が続伸している。この日、新規事業としてシニア向けジョブ型マッチングサービス「Inow(イノウ)」を正式にリリースしたと発表しており、これが好感されている。「Inow」は、25年以上のキャリアを重ねたベテラン人材が、これまで培ってきた専門性の高い知識やノウハウ、人脈などの「経験」と、それらを活用したい企業や人の「ニーズ」をマッチングさせるジョブ型マッチングサービス。キャリアが長い人々の仕事探しは、従来人を介したアナログなマッチングがメインであったため、ごく一部のトップ人材をターゲットとする求人キャリアか、専門性に関係なく多くの人が担えるような単純労働の求人の両極端なマッチングがほとんどだったが、「Inow」ではこれまでマッチングが難しいとされてきた中間層のロングテールなマッチングを実現すべく、あえて曖昧で自由度の高い余白を存分に残したサービス設計を実現したのが特徴という。

■エレコム <6750>  1,714円  +33 円 (+2.0%)  11:30現在
 エレコム<6750>が3日ぶりに反発している。前週末20日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を250万株(発行済み株数の2.74%)、または50億円としており、取得期間は21年9月1日から22年3月31日まで。資本効率の向上と経営環境に応じた資本政策の一環として、戦略的な投資機会を含む成長投資、手元資金や株価水準などを総合的に勘案したという。

■レーザーテック <6920>  19,520円  +370 円 (+1.9%)  11:30現在
 レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連株は売り買い交錯のなかも買いが先行している。ここ米国株市場で軟調展開にあった半導体関連株に売りが一巡、前週末の米国株市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅ながら続伸し反騰機運をみせている。半導体需給の逼迫が続くなか、メーカーの設備投資意欲に火がついていることが半導体製造装置関連株に追い風となっている。東京市場でも、同関連株は調整十分で値ごろ感からの買いが入りやすいタイミングにある。もっとも、前週末の米株市場では半導体製造装置世界トップのアプライドマテリアルズ<AMAT>やインテル<INTC>などマイナス圏で引けている銘柄もあり、総花的に買われたひと頃と比べると半導体関連株に対する投資資金流入の勢いは減速している。

■メドレー <4480>  3,990円  +75 円 (+1.9%)  11:30現在
 メドレー<4480>が3日ぶりに反発している。同社は20日、NTTドコモ(東京都千代田区)及びNTTコミュニケーションズ(東京都千代田区)と、医療機関が新型コロナウイルスの自宅療養者に対して速やかにビデオ通話を用いたオンライン診療を実施するためのシステムを提供すると発表。これが材料視されているようだ。これは、直近の新型コロナウイルスの感染拡大や自宅療養者の増加に伴う社会的な要請の高まりを受けたもの。同システムは、医療機関が自宅療養者の携帯電話番号宛てにオンライン診療用のURLをSMS送信し、患者がスマートフォンやタブレット端末で届いたURLをクリックするだけでオンライン診療を利用することができる。

■ミスミグループ本社 <9962>  4,260円  +60 円 (+1.4%)  11:30現在
 ミスミグループ本社<9962>が4日続伸している。前週末20日の取引終了後に発表した7月の月別売上高が前年同月比27.3%増と大幅増となり、8カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。流通事業であるVONA(ヴォーナ)事業が34.5%増と大幅に伸長したほか、FA事業も同24.7%増と高い伸びとなった。更に、金型部品事業も16.4%増と2ケタ増と伸長した。

■久光製薬 <4530>  4,520円  +60 円 (+1.4%)  11:30現在
 久光製薬<4530>が3日続伸となっている。同社は20日、経皮吸収型非ステロイド性疼痛治療剤「ジクトルテープ」の腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群及び腱鞘炎への効能 追加に関する承認事項一部変更承認申請を行ったと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。同剤は、TDDS(経皮薬物送達システム)技術を用いて開発した非ステロイド性抗炎症薬を含有する全身性の経皮吸収型製剤で、21年3月に「各種がんにおける鎮痛」を効能・効果として製造販売承認を取得。今後は22年度中に腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群及び腱鞘炎の効能追加に関する承認取得を目指すとしている。

■アニコムHD <8715>  906円  +12 円 (+1.3%)  11:30現在
 アニコム ホールディングス<8715>は続伸している。前週末20日の取引終了後に発表した7月度の月次経営パラメーターで、正味収入保険料が前年同月比9.4%増の37億8900万円と引き続き増収基調にあることが好感されている。また、どうぶつ健活(腸内フローラ測定)申し込み数が1万4026件(同21.2%増)と伸長した。

■みずほリース <8425>  3,470円  +40 円 (+1.2%)  11:30現在
 みずほリース<8425>が続伸している。前週末20日の取引終了後、100%子会社エムエル・エステートを通じて、日鉄興和不動産(東京都港区)株式を9月21日に追加取得すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回取得するのは1万7094株で、これまでの既存株主からの取得とあわせてグループ全体で22.2%の日鉄興和不動産株式を保有することになる。これにより日鉄興和不動産はみずほリースの持ち分法適用関連会社となる。なお、22年3月期業績に影響が発生する見込みだが、詳細な金額は現在精査中としている。

■三菱UFJ <8306>  595円  +5.6 円 (+1.0%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンク各社が買い優勢。ここ新型コロナウイルスの感染拡大の影響を警戒して米10年債利回りは低下基調を示していたが、前週末は終値ベースで6営業日ぶりに上昇し下げ止まる動きをみせた。これを背景に米国株市場ではゴールドマン・サックス<GS>やJPモルガン<JPM>、シティグループ<C>など大手金融株が一斉に高く引けており、東京市場でも米国事業を展開するメガバンクは運用利ザヤの拡大が見込まれるとの思惑が買い安心感を誘い下値を支える状況にある。

■ソルクシーズ <4284>  974円  +83 円 (+9.3%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 ソルクシーズ<4284>が大幅高。前週末20日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これを好感した買いが入っているようだ。あわせて通期の配当予想について、今回の株式分割に伴い8円50銭に修正するとともに、記念配当1円50銭を実施し10円にすることも発表した。

●ストップ高銘柄
 Chatwork <4448>  1,025円  +150 円 (+17.1%) ストップ高   11:30現在
 太洋物産 <9941>  691円  +100 円 (+16.9%) ストップ高   11:30現在
 など、2銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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