【材料】日東電が反発、国内大手証券が投資評価を「1」へ引き上げ
日東電 <日足> 「株探」多機能チャートより
同証券では、収益源の多様化によりディスプレーのサイクルに反して23年3月期も増益が可能とみることや、核酸医薬のCMO(受託製造)が上方修正後の会社計画を上回る業績に期待できると考えること、株主還元に拡大余地があると判断することなどを理由に評価。また、営業利益予想を22年3月期1200億円から1350億円へ、23年3月期1230億円から1440億円へ引き上げている。足もとのPERは過去5年平均を下回っており、ディスプレー市場の悪化による業績の伸び悩みが織り込まれていると推察するものの、他の事業での規模の拡大が徐々に意識されることで、ディスプレー材料銘柄としての評価から一段上のステージへ向かうと予想している。
出所:MINKABU PRESS