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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):オリエンタルランド、ファストリ、東エレク

OLC <日足> 「株探」多機能チャートより
■オリエンタルランド <4661>  18,005円  -935 円 (-4.9%)  本日終値
 オリエンタルランド<4661>が5日続落。5日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が全国で2638人を数え、感染再拡大への警戒感が強まるなか、東京ディズニーリゾートへの影響を懸念する売りが継続しているようだ。

■ファーストリテイリング <9983>  60,880円  -3,130 円 (-4.9%)  本日終値
 ファーストリテイリング<9983>が10日続落し連日の昨年来安値更新となった。5日の取引終了後に発表した12月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店及びEコマース売上高が前年同月比11.1%減と5カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。4週目まで気温が高く推移したことから、防寒衣料の販売に苦戦した。最終週は気温の低下に加え、年末祭が好調だったことで増収となったものの、月全体を通しては減収となった。なお、客数は同5.2%減と2カ月ぶりに前年を下回り、客単価は同6.3%減だった。

■東京エレクトロン <8035>  65,010円  -2,450 円 (-3.6%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連株がリスク回避の売りに晒されている。前日の米国株市場ではFOMC議事録の開示を受けて米長期金利の上昇が顕著となり、ハイテク系グロース株に逆風が強まった。米10年債利回りは終値ベースで1.7%台に乗せ、これを背景にナスダック総合株価指数は3.3%を超える急落となった。画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>が5.8%安、半導体設計・開発大手のザイリンクス<XLNX>は6.2%安と大きく売り込まれるなど半導体セクターへの売りも目立ち、東京市場でもこれを引き継ぐ形でこれまで相場の牽引役を担っていた半導体主力銘柄に売りがかさんでいる。

■イーレックス <9517>  1,889円  -41 円 (-2.1%)  本日終値
 イーレックス<9517>は5日続落。同社は5日取引終了後、新電力事業を展開するイーセル(広島市西区)の全株式を取得すると発表したが、全体相場の地合いが悪化している中で反応は薄い。株式取得は2月1日を予定しており、両社の電力小売事業の統合によって業務の効率化を図り、事業拡大を目指すとした。

■薬王堂ホールディングス <7679>  2,178円  -45 円 (-2.0%)  本日終値
 薬王堂ホールディングス<7679>は続落。同社は5日取引終了後、22年2月期第3四半期累計(3~11月)連結営業利益は35億6000万円(前年同期比17.6%減)と発表した。通期計画49億7600万円(前期比0.0%)に対する進捗率は71.5%。ドラッグストア業界では天候不順の影響による季節商材の伸び悩みに加え、マスクや消毒液が前年の反動を受けているとした。あわせて発表した12月度の既存店売上高は前年同月比1.0%増となり、2カ月ぶりに上振れた。全店では同8.2%増となった。

■良品計画 <7453>  1,726円  -35 円 (-2.0%)  本日終値
 良品計画<7453>は続落。5日の取引終了後に発表した12月度の国内売上高で、直営既存店売上高とオンラインストアの売上高が前年同月比1.7%減となり、2カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気された。客数は同1.1%増と店頭販売が好調だったが、ECが前年実績を下回ったことが響き、全体としては引き続き伸び悩んだ。なお、直営合計売上高とオンラインストアの売上高は同5.1%増だった。

■サンエー <2659>  4,010円  -80 円 (-2.0%)  本日終値
 サンエー<2659>はしっかり。同社は5日取引終了後、22年2月期第3四半期累計(3~11月)連結営業利益は61億2400万円(前年同期比8.0%減)と発表した。通期計画104億7400万円(前期比14.5%増)に対する進捗率は58.5%。沖縄県内での新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念されるなか、前日は大きく調整していたが、業績予想が据え置かれたため、きょうは材料出つくしとみた買い戻しが入っているようだ。沖縄県の小売業界は4月にまん延防止等重点措置の適用、5~9月は緊急事態宣言の発令に伴う営業時間短縮や週末の休業要請などがあり、厳しい経営環境が続いているとした。

■ジンズホールディングス <3046>  6,880円  -90 円 (-1.3%)  本日終値
 ジンズホールディングス<3046>が3日続落。5日の取引終了後に発表した12月度の月次売上状況(速報)で、既存店売上高は前年同月比3.5%増と3カ月連続で前年実績を上回ったものの、全般安もあって好材料視する動きは限定的のようだ。前年に新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込みが大きかった都心部を中心に、中旬以降客足の回復が見られたことが牽引した。また、12月2日に店舗で販売を始めたヘアメイクアップアーティスト「イガリシノブ」とコラボレーションした「JINS×イガリシノブ」の第2弾が好評だったことも寄与した。なお、全店売上高は同7.6%増だった。

■キリンホールディングス <2503>  1,876円  -19.5 円 (-1.0%)  本日終値
 キリンホールディングス<2503>は底堅い。同社はきょう午前10時に2022年の事業方針を発表し、その中で「一番搾り」ブランドの強化やクラフトビールの育成に取り組み、ビール類合計で1億3230万箱(前年比6.6%増)の販売を目指すとしたことが材料視されたようだ。内訳はビールが4730万箱(同26.0%増)、発泡酒が2850万箱(同6.9%減)、新ジャンルが5660万箱(同1.0%増)。ビール類以外では、RTD(缶やペットボトル入り飲料)が8200万箱(同9.5%増)、洋酒が250億円(同8.7%増)、ノンアルコール飲料が460万箱(同17.8%増)。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,372円  -48 円 (-0.9%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>が続落、5000円台前半で売り買いを交錯。前日の米国株市場ではナスダック総合株価指数が500ポイントを上回る急落をみせたことで、米ハイテク株に積極投資を行っている同社株には含み益の減少が警戒されている。同社が傘下ファンドを通じて出資する中国テック企業で、昨年末に香港株市場に上場した企業の商湯集団(センスタイム)が年明け早々大幅高を演じるなど、足もとでポジティブ材料も確認されているが、米長期金利上昇によるハイテク株への逆風が同社株にも重荷となっている。株式需給面では信用買い残の整理進捗がみられるものの、信用倍率は12倍(昨年12月末現在)と依然として大幅に買い長の状態にある。

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