武田薬品工業<
4502>が3日続伸、今月22日の戻り高値4550円を払拭し上値慕いの動きを強めている。記録的な巨額M&Aとなったアイルランドの製薬大手シャイアー買収も、グローバル戦略として徐々にマーケットの評価が高まっている。一方、新興国資産売却の検討や大阪本社ビル売却などの動きが伝わるなど、債務圧縮に取り組む構えをみせていることも市場はポジティブに捉えている。さらに株式需給面では、TOPIXへの新規組み入れが今月末と2月末の2回にわたって行われることも同社の株価に浮揚力を与える材料として意識されている。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)