貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

7192 日本モーゲージサービス

東証S
490円
前日比
0
0.00%
PTS
489.6円
10:00 05/02
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.5 0.89 4.08 67.68
時価総額 72.1億円
比較される銘柄
SBIアルヒ, 
プレミアG, 
オリコ
決算発表予定日

銘柄ニュース

戻る
 

日本モーゲジS Research Memo(4):自己資本比率の低下は事業拡大に伴うものでポジティブに評価


■日本モーゲージサービス<7192>の業績動向

2. 財務状況
2020年3月期第2四半期末の総資産は前期末比2,129百万円増加の17,002百万円となった。主な増減要因について見ると、流動資産において営業未収入金が1,836百万円、営業貸付金が340百万円増加している。つなぎ融資等の実行件数が増加したことによる。つなぎ融資等の商品は、一時的な貸付のための借入が必要となり、かつ1件当たりの額も数千万円と高いため、営業未収入金や営業貸付金、短期借入金の増加要因となる。負債合計が前期末比1,857百万円増加の12,767百万円となったが、このうち短期借入金で1,635百万円の増加となっている。純資産合計は前期末比272百万円増加の4,234百万円となった。配当金の支払い249百万円と親会社株主に帰属する四半期純利益487百万円の計上により、利益剰余金が238百万円増加した。

自己資本比率は前期末の26.6%から24.8%に低下し、有利子負債比率が152.5%から181.4%に上昇したが、事業拡大による営業未収入金、営業貸付金、短期借入金の増加が要因であり、短期借入金についてつなぎ融資ローンの債権譲渡代金が入金されるまでの1ヶ月未満の資金調達であるため財務悪化リスクはなく、むしろ事業拡大が進んでいることの表れであり、ポジティブに評価される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《SF》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均