ウェリタス、今期経常を一転赤字に下方修正
130AVeritas In Silico【連結】
業績修正PDF
Veritas In Silico <130A> [東証G] が10月14日大引け後(17:00)に業績修正を発表。25年12月期の経常損益(非連結)を従来予想の1.7億円の黒字→3.9億円の赤字(前期は2.3億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常損益も従来予想の3.5億円の黒字→2億円の赤字(前年同期は1.4億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2025年2月13日付決算短信にてお知らせした業績予想(以下「当初の業績予想」と表記)においては、2025...
会社側からの【修正の理由】
2025年2月13日付決算短信にてお知らせした業績予想(以下「当初の業績予想」と表記)においては、2025年12月期中に新たな契約4件を締結することを前提として、契約一時金等の事業収益予算を見積もっておりました。当初の業績予想で想定した4件のうち、既に2件は契約締結に至っており、残り2件について第4四半期(2025年10~12月)中の契約締結を目途に交渉継続中です。そのうち1件は引き続き交渉継続中ですが、2024年度より期ずれとなっていた1件の交渉にて契約条件等の妥結点を見いだせず、当該案件の成約を前提として予算化していた契約一時金等の発生の目途が見込めなくなりました。当社では、契約締結の目途が立たない案件(以下“当該案件”と表記)に代わるものとして、CDA(契約交渉を進めるための機密保持契約)を既に締結している相手先(2025年9月末時点で8件)との交渉を鋭意進めておりますが、契約締結は早くとも来年度(2026年12月期)以降となる見通しであることから、2025年12月期業績予想の修正に至りました。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 25.07-12 | 745 | 349 | 352 | 352 | 54.3 | 0 | 2025-08-04 |
単独 |
| 新 25.07-12 | 48 | -211 | -209 | -210 | -32.4 | 0 | 2025-10-14 |
単独 |
| 修正率 | -93.6 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2025.12 | 788 | 163 | 170 | 168 | 25.9 | 0 | 2025-02-13 |
単独 |
| 新 2025.12 | 91 | -397 | -391 | -394 | -60.7 | 0 | 2025-10-14 |
単独 |
| 修正率 | -88.5 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 24.07-12 | 79 | -146 | -145 | -146 | -23.0 | 0 | 2025-02-13 |
単独 |
| 予 25.07-12 | 48 | -211 | -209 | -210 | -32.4 | 0 | 2025-10-14 |
単独 |
| 前年同期比 | -39.2 | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023.12 | 360 | 37 | 35 | 33 | 6.0 | 0 | 2024-02-13 |
単独 |
| 2024.12 | 194 | -212 | -233 | -236 | -37.1 | 0 | 2025-02-13 |
単独 |
| 予 2025.12 | 91 | -397 | -391 | -394 | -60.7 | 0 | 2025-10-14 |
単独 |
| 前期比 | -53.1 | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | 赤拡 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。