愛知鋼は大幅続伸、EV向け電動アクスルの小型軽量化を実現する技術実証に成功
愛知製鋼<5482>が大幅に3日続伸となっている。同社はきょう、電気自動車(EV)向け電動アクスルの小型軽量化を実現する技術実証に世界で初めて成功したと発表しており、これが材料視されているようだ。
電動アクスルとは、電動車に不可欠な減速機、モーターを一体化した駆動ユニットで、電動化を加速させるためには小型軽量・省資源で電力消費率に優れた大量の電動アクスルが必要になる。今回の開発品では、独自のDy(ジスプロシウム)フリーボンド磁石「マグファイン」と鍛鋼一貫による高強度材料を融合させ、従来比40%の小型軽量化を実現したほか、最大回転数3万4000回転/分で回転し、実用域まで高減速化することで電動車に求められるトルクを引き出している。
株探ニュース