塩野義の22年3月期業績は計画上振れで着地
塩野義製薬<4507>がこの日の取引終了後、集計中の22年3月期連結業績について、売上高が2940億円から3350億円(前の期比12.7%増)へ、営業利益が900億円から1100億円(同6.3%減)へ、純利益が1000億円から1140億円(同1.9%増)へ上振れて着地したようだと発表した。
英ヴィーブヘルスケア社と米ギリアド・サイエンシズ<GILD>の特許ライセンス契約の締結により、ギリアド社がヴィーブ社に支払う一時金から同社もその一部を売り上げ収益として認識したことや、今後の米国における抗HIV薬ビクタルビの売上高に対するロイヤルティーについて、将来受領予定のロイヤルティー相当分についても22年3月期売上収益として認識することが要因としている。
また、55円を予定していた期末配当を60円に引き上げるとあわせて発表した。年間配当は115円(前の期108円)となる。
株探ニュース