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<動意株・10日>(大引け)=東洋水、F&LC、湖北工業など

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2024年5月10日 15時02分

東洋水産<2875>=後場急伸し上場来高値更新。10日、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の最終利益が前期比6.0%増の590億円になる見通しを発表した。前期に続き最高益を更新する計画。更に、前期の配当を50円増額し、今期の年間配当は前期の170円を継続する方針を示した。発表を受けて売り方が買い戻しを迫られる形となり、上昇に弾みがついたようだ。今期の売上高は前期比4.3%増の5100億円を見込む。国内と海外の即席麺事業で増収増益を予想する。

FOOD & LIFE COMPANIES<3563>=大幅反発。この日午前、24年9月期連結業績予想について売上高を3500億円から3600億円(前期比19.3%増)へ、純利益を65億円から130億円(同64.6%増)へ上方修正した。国内事業が想定以上に回復。海外事業では中国大陸で投資・コストの厳格な管理により損失を抑制するとともに、台湾やタイを中心に順調に業績を伸ばしている。あわせて取得上限330万株(自己株式を除く発行済み株数の2.85%)、または75億円とする自社株買いの実施を発表。期間は5月13日から9月30日まで。更に株主優待制度の拡充を発表。これまで贈呈していた優待割引券を電子化することに加え、割引額を増額する。現行では保有株数に応じて1100~1万1000円分を年2回だったが、これを保有株数と保有期間に応じ1650~1万7600円分を年2回に変更する。今年9月から変更する。

湖北工業<6524>=切り返し急で年初来高値更新。9日の取引終了後、24年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比3.1%減の34億1300万円と減収ながら、経常利益は同28.1%増の11億3000万円と大幅な増益となった。経常利益の中間期計画に対する進捗率は78%に上り、利益の上振れを期待した買いが集まったようだ。光デバイス製品では在庫調整や海底ケーブルプロジェクトの延期の影響が出たものの、受注は回復傾向となり、売り上げは前四半期比では増加した。

トラース・オン・プロダクト<6696>=物色の矛先向かいストップ高。同社は9日取引終了後、人工知能(AI)による電力削減ソリューション「AIrux8」の技術が国内で特許として登録されたと発表。これが材料視されているようだ。この特許は、AIrux8の電力削減アルゴリズムに関するもの。特許登録により、AIrux8の技術は国内でも唯一無二のソリューションとなり、戦略販売パートナーの販売活動を含め顧客に対する一層の信頼感が得られることにつながるとしている。

セレス<3696>=ストップ高。もみ合い圏を一気に離脱する動きをみせている。日本最大のポイントサイト「モッピー」や自社アフィリエイトを運営し、暗号資産販売所も展開している。ポイントサイトは粗利率改善で収益性が高まっているほか、化粧品やヘルスケアなどを取り扱うDtoCビジネスも前期からのヒット商品が寄与する形で業績を押し上げている。9日取引終了後に発表した、24年12月期第1四半期(24年1~3月)決算は最終利益が前年同期比4.1倍の8億3200万円と急拡大をみせた。通期予想の12億円に対する進捗率もほぼ7割に達しており、これがポジティブサプライズとなって投資マネーを呼び込んでいる。

日東紡績<3110>=物色人気に急反発。5000円台後半のもみ合いをマドを開けて上放れた。グラスファイバー大手だが、高付加価値製品への注力により業績は急速な利益成長局面にある。データセンター向け高機能ガラスなどが収益に大きく貢献している。9日取引終了後に発表した24年3月期決算は営業利益が前の期比72%増の83億8700万円と急拡大、更に25年3月期も前期比49%増の125億円予想と大幅な伸びが続く見通しで18期ぶりとなる過去最高更新を見込んでいる。前期の配当も従来計画の45円から55円に10円増額した。好決算を評価する買いが集中する格好となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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