ハートシードが続伸、「HS-001」高用量群1例目の安全性レビュー完了と発表
Heartseed<219A>が続伸している。1日の取引終了後、虚血性心疾患に伴う重症心不全を対象とする他家iPS細胞由来心筋球「HS─001」の国内第1相・第2相臨床試験において、安全性評価委員会によるレビューが完了したと発表。高用量群投与の継続が可能になったと公表している。投与後の経過は順調に推移しているとしており、新薬の実用化を期待した買いを誘ったようだ。高用量群1例目の投与を8月に実施し、初期安全性が評価された。冠動脈バイパス手術とあわせ、開胸下で専用の投与デバイスを用いてHS-001を心臓の心筋組織内に投与する試験で、予定症例数は10例。主要評価項目は投与後26週目の安全性で、左室駆出率および心筋壁運動評価などを副次的有効性評価項目とする。
株探ニュース