決算発表予定日 2024/05/15
3747東証S貸借
業種 情報・通信業

インタートレード 株価材料ニュース

406
-8
-1.93%
業績
(15:00)
PTS

取引時間外 (ー)
株価は20分ディレイ

インタートレ Research Memo(5):2023年9月期は減収減益、金融ソリューションが減収

特集
2024年1月10日 16時05分

■業績動向

1. 2023年9月期の業績

インタートレード<3747>の2023年9月期の連結業績は、売上高2,011百万円(前期比2.2%減)、営業利益199百万円(同17.2%減)、経常利益1百万円(同97.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益36百万円(同78.9%減)であった。売上高において、ヘルスケア事業は増収となったものの、8割を占める金融ソリューション事業のほかビジネスソリューション事業が減収となり、全体では前期比減で着地した。また最終損益については、持分法適用関連会社であるデジタルアセットマーケッツにおける持分変動利益の計上額が2022年9月期より減少したことが影響した。

2. 事業セグメント別業績

売上高では金融ソリューション事業及びビジネスソリューション事業で減収となり、ヘルスケア事業で増収となった。売上高全体に占める金融ソリューション事業の比率が80.0%と非常に高いことから、売上高全体が前期比45百万円減の大きな要因となった。

(1) 金融ソリューション事業

売上高は1,609百万円(前期比2.2%減)、セグメント利益518百万円(同7.6%減)であった。2023年9月期において、暗号資産関連システムの新規提供を行う予定だったが先送りとなり、低迷した。

(2) ビジネスソリューション事業

売上高257百万円(前期比7.3%減)、セグメント損失1百万円(前期は22百万円のセグメント利益)であった。顧客の経営環境に影響され、主力の経営統合管理プラットフォーム「GroupMAN@IT e2」における既存顧客からの追加開発案件が期初計画どおりに進捗せず、プロジェクトが一時的に止まったことが影響した。

(3) ヘルスケア事業

売上高143百万円(前期比8.7%増)、セグメント損失37百万円(前期は51百万円のセグメント損失)であった。「ITはなびらたけ」サプリメントの機能性表示食品化に向けて準備を進めていたが、2023年9月期中の取得に至らなかったため、期初の販売計画を下回った。しかし、期初計画の遅れをカバーするためにハナビラタケの原料販売に注力したことで増収を確保した格好である。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

《SO》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる