0000
寄与度ランキング

日経平均株価(225種) 株価材料ニュース

39,103.22
+486.12
+1.26%
業績ー
(15:15)
株価は20分ディレイ

株価指数先物【引け後】 ボリンジャーバンドの+1σ水準を回復

市況
2023年8月31日 18時23分

大阪9月限

日経225先物 32610 +330 (+1.02%)

TOPIX先物 2330.5 +20.5 (+0.88%)

日経225先物(9月限)は前日比330円高の3万2610円で取引を終了。寄り付きは3万2360円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2390円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。直後に付けた3万2350円を安値にロング優勢の流れとなり、現物の寄り付き直後には3万2400円を回復。その後、中国の8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回ったことを手掛かりにロングが強まり、前場終盤にかけての上昇で3万2500円を上回った。

ランチタイムで前日の高値(3万2570円)にツラ合わせし、その後3万2470円まで上げ幅を縮めたことで、いったんは戻り一巡感が意識された。しかし、後場の取引開始直後に再びロングが強まると、中盤にかけてショートカバーを交えての上昇となり、一時3万2700円まで上げ幅を広げた。終盤は持ち高調整により上げ幅を縮めたが、前日の高値を上回って終えた。

日経225先物は前日の高値を上放れたことで、ショートカバーを伴っての上昇となった。後場半ば以降は上げ幅を縮めたものの、ボリンジャーバンドの+1σ(3万2720円)水準まで戻したことで利食いは入りやすいところであろう。また、今晩の米国では7月の個人所得、7月の個人消費支出(PCEデフレーター)、新規失業保険申請件数の発表を控えているため、ポジションをニュートラルに戻す動きもあったとみられる。

米経済指標の結果を受けた長期金利の動向次第の面はあろうが、節目の3万2500円を上回ってきたことから、オプション権利行使価格の3万2500円から3万2750円のレンジに切り上がった格好である。+1σ水準を上回ってくるようだと、3万3000円が射程に入ってくるため、来週末に9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えるなか、ヘッジ対応に伴うロングが強まる可能性はありそうだ。短期的とはいえショートは避け、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

なお、NT倍率は先物中心限月で13.99倍に上昇した。前場の時点で一時13.94倍に低下する場面も見られたが、後場は日経平均型優位の展開のなか、若干ながらNTショートを巻き戻す動きに向かわせたようだ。方向性は下向きではあるものの、米国の金融引き締め観測が一段と和らいでくるようだと、NTロングに向かわせる場面もありそうだ。

手口面では、日経225先物はJPモルガン証券が2011枚、ソシエテジェネラル証券が1624枚、ドイツ証券が1090枚、シティグループ証券が431枚、ビーオブエー証券が361枚の買い越しに対して、SBI証券が1611枚、ゴールドマン証券が1485枚、野村証券が1162枚、バークレイズ証券が519枚、モルガンMUFG証券が392枚の売り越しだった。

TOPIX先物は、バークレイズ証券が4501枚、ソシエテジェネラル証券が1971枚、シティグループ証券が1349枚、SMBC日興証券が1337枚、ドイツ証券が1171枚の買い越しに対して、みずほ証券が6110枚、ビーオブエー証券が1689枚、JPモルガン証券が1280枚、ゴールドマン証券が933枚、HSBC証券が598枚の売り越しだった。

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる