ダウ先物は反発 メモリー半導体が本日も時間外で買われる=米国株
米株価指数先物(6月限)(NY時間08:41)(日本時間21:41)
ダウ先物 50632(+85.00 +0.17%)
S&P500 7560.75(+23.75 +0.32%)
ナスダック100先物 30331.00(+257.50 +0.86%)
きょうの米株価指数先物市場、買いが続いており、ダウ先物が反発しているほか、S&P500、ナスダック100も揃って続伸。メモリー半導体が本日も時間外で買われている。時価総額が1兆ドルを突破したマイクロン<MU>が本日も上げを先導。イラン情勢は依然として不透明ではあるものの、市場では合意への期待が高まっており、原油相場も下落する中、米株式市場を支援している。
投資家の間では、AI相場の本命銘柄としてメモリー半導体への資金シフトが進んでいる。年初来で株価が3倍超となっているマイクロンについては、アナリストが「AI導入拡大を背景に、メモリー供給企業による長期契約締結が進んでおり、株価はここからさらに2倍超上昇する可能性がある」と指摘していたことが追い風となっている。
イラン情勢の緩和期待に加え、好調な決算シーズンもあり、株式市場は今月に入り過去最高値圏へ上昇。しかし、ストラテジストからは「ここからの上昇余地は限定的」との見解も出ている。「米10年債利回りは4.50%近辺へ上昇し、インフレ期待も高まっている。さらにイールドカーブは年初からフラット化。こうした状況下では、株式市場の持続的な株価収益率(PER)拡大は難しい」と指摘。同ストラテジストの年末S&P500指数の目標は7700ポイントで、現在水準から約2%上昇に留まる。
一方、別のストラテジストは、地政学リスクが残る中でも利益成長は引き続き強いとし、年末のS&P500の目標を7600から8000へ引き上げていた。
スマートモビリティ技術のベラ・モビリティ<VRRM>が時間外で急落。通期ガイダンスの修正を公表し、見通しを下方修正した。レンタカー大手のエイビス・バジェット<CAR>から契約終了通知を受けたと発表したことを嫌気。
半導体のセムテック<SMTC>が決算を受け時間外で上昇。ファイバーエッジおよびコッパーエッジ1.6Tの売上拡大でデータセンター事業の成長加速を見込んでいる。
サイバーセキュリティのZスケーラー<ZS>が決算を受け時間外で25%安。アナリストは新規顧客の獲得鈍化を理由に投資判断を引き下げている。
(NY時間08:51)(日本時間21:51)時間外
ベラ・モビリティ<VRRM> 5.74(-7.34 -56.15%)
セムテック<SMTC> 182.00(+17.54 +10.67%)
Zスケーラー<ZS> 141.50(-43.10 -23.35%)
マイクロン<MU> 952.10(+56.22 +6.28%)
アップル<AAPL> 308.31(-0.02 -0.01%)
マイクロソフト<MSFT> 413.07(-2.96 -0.71%)
アマゾン<AMZN> 265.29(0.00 0.00%)
アルファベットC<GOOG> 383.01(-1.83 -0.48%)
アルファベットA<GOOGL> 387.17(-1.71 -0.44%)
テスラ<TSLA> 442.40(+8.81 +2.03%)
メタ<META> 609.20(-3.14 -0.51%)
エヌビディア<NVDA> 215.49(+0.63 +0.29%)
AMD<AMD> 508.00(+4.11 +0.82%)
イーライリリー<LLY> 1068.89(+4.15 +0.39%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース