ダウ平均は反発 前日の急落から下げ一服 AMDが雰囲気を牽引=米国株序盤
NY株式24日(NY時間10:51)(日本時間00:51)
ダウ平均 49178.44(+374.38 +0.77%)
ナスダック 22817.41(+190.14 +0.84%)
CME日経平均先物 57925(大証終比:+585 +1.01%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。ナスダックは取引開始直後は下げて始まったものの、すぐにプラスに転じている。本日はソフトウエア関連株にも買い戻しが膨らんでいる。セールスフォース<CRM>やサービスナウ<NOW>などが上昇。前日に大幅安となっていたIBM<IBM>も反発。
本日は前日の急落から下げが一服しているが、AMD<AMD>が上昇しており雰囲気を牽引。メタ<META>との大型契約が伝わった。メタ<META>が同社のプロセッサーを用いたデータセンター設備を6ギガワット分導入する。取引額は1ギガワット当たり数十億ドル規模に達する見込み。
前日の米株式市場は、調査機関のレポートが話題となり、AIによる産業構造変化への懸念が再燃していた。トランプ大統領が世界関税を15%へ引き上げる可能性を示唆したことや、米国とイランの緊張も投資家心理を冷やしていた。10%の関税は本日に発効。ホワイトハウスは正式に15%へ引き上げる手続きを進めている。
ストラテジストは「市場は勢いを失い、レンジ相場にある。不健全なローテーションが起きている」と指摘。「生活必需品やエネルギーが直近四半期で2桁上昇する一方、IT・ハイテクや金融は下落している」と述べた。
同ストラテジストは今月初めに米株を「中立」に引き下げており、「リスクを抑え、レンジを明確に抜けるのを待つべきだ。強気に転じるにはIT・ハイテク株主導でなければならない」と強調していた。ただし、「今回の調整は健全な押し目であり、基礎的な強さと生産性向上がテック株の上昇余地をもたらす」との見方も示した。
本日は、AIスタートアップのアンソロピックが開催するイベントにも注目が集まっている。同社は新製品発表や最新機能のデモを予定しており、その影響への警戒感が前日のソフトウエア株の下落の一因となっていた。
また、トランプ大統領が本日の夜(日本時間25日午前)に議会での一般教書演説に臨む。経済や外交、さらには関税を巡って有権者から懸念の声も出始めている中で、トランプ大統領はこうした不安を和らげる必要に迫られている。イラン情勢への言及も注目される。
IBM<IBM> 233.71(+10.36 +4.64%)
セールスフォース<CRM> 186.69(+8.53 +4.79%)
サービスナウ<NOW> 103.55(+2.75 +2.73%)
アップル<AAPL> 274.09(+7.91 +2.97%)
マイクロソフト<MSFT> 386.42(+1.95 +0.51%)
アマゾン<AMZN> 207.31(+2.04 +0.99%)
アルファベットC<GOOG> 309.47(-2.22 -0.71%)
アルファベットA<GOOGL> 309.33(-2.17 -0.70%)
テスラ<TSLA> 405.64(+5.81 +1.45%)
メタ<META> 635.95(-1.30 -0.20%)
エヌビディア<NVDA> 192.22(+0.67 +0.35%)
AMD<AMD> 210.92(+14.32 +7.28%)
イーライリリー<LLY> 1050.21(-8.35 -0.79%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース