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ダウ平均、一時700ドル超下落 モジタバ師がホルムズ海峡の閉鎖継続を主張=米国株序盤

市況
2026年3月12日 23時40分

NY株式12日(NY時間10:39)(日本時間23:39)

ダウ平均   46781.97(-635.30 -1.34%)

ナスダック   22344.47(-371.66 -1.64%)

CME日経平均先物 53765(大証終比:-455 -0.85%)

きょうのNY株式市場、売りが強まっており、ダウ平均は一時700ドル超下落する場面が見られた。引き続き中東情勢と原油にらみの展開が続いているが、NY時間に入って再び原油相場が上昇しており、米株式市場を圧迫している。

イランの新最高指導者に選出されたモジタバ師の初の声明が伝わり、ホルムズ海峡の閉鎖継続を主張。これを受けて原油は一時96ドル台を回復するなど本日の高値圏に再上昇している。

WTI先物は100ドルこそ下回っているものの、IEA加盟国が4億バレルの戦略備蓄放出を計画しているにもかかわらず、原油価格が上昇を続けていることは、インフレ懸念をさらに強めている。トランプ大統領は戦争が早期に終結する可能性を繰り返し示唆しているが、イラン側の強硬な発言により早期解決への期待も後退。

FRBの利下げ期待も後退しており、エコノミストからは「エネルギー価格の上昇はインフレを加速させる恐れがあり、FRBによる利下げ期待も弱まりつつある」とのコメントも出ている。原油が短期的に140ドルに達すれば世界経済の一部が軽度の景気後退に陥る可能性があるとも指摘した。

また、別のエコノミストは「市場は長期的な原油高シナリオを織り込み始めており、地域の海上輸送の安全が大きな懸念だ」と指摘。「備蓄放出は一時的な効果に留まる可能性が高い」という。イランからの中東各国への攻撃が続いており、イラクでは領海内でタンカー2隻が攻撃された後、石油ターミナルが操業を停止している。

加えて、トランプ政権は中国やEUなどを対象とした広範な貿易調査を開始し、新たな関税の可能性が浮上。プライベートクレジット問題など信用環境への懸念もあり、経済見通しはさらに不透明になっている。

アップル<AAPL> 254.71(-6.11 -2.34%)

マイクロソフト<MSFT> 403.52(-1.36 -0.34%)

アマゾン<AMZN> 210.17(-2.49 -1.17%)

アルファベットC<GOOG> 302.38(-6.05 -1.96%)

アルファベットA<GOOGL> 302.73(-5.97 -1.93%)

テスラ<TSLA> 396.92(-10.90 -2.67%)

メタ<META> 644.65(-10.21 -1.56%)

エヌビディア<NVDA> 182.10(-3.93 -2.11%)

AMD<AMD> 198.32(-6.51 -3.18%)

イーライリリー<LLY> 984.91(-14.93 -1.49%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

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