ダウ先物は311ドル高 米財務省が利回り急上昇への対応策を発表=米国株
米株価指数先物(9月限)(NY時間08:49)(日本時間21:49)
ダウ先物 53714(+311.00 +0.58%)
S&P500 7749.50(+35.50 +0.46%)
ナスダック100先物 29712.00(+126.00 +0.42%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100も揃って上昇。先ほどから買いが強まっているが、米国債利回りが急低下していることが要因。米財務省の発表に反応している模様。
長期の名目利付債を対象とした流動性支援目的の買い戻しオペについて、1回当たりの規模を少なくとも2倍に拡大すると発表した。対象は残存期間10-20年と20-30年の年限で、現在の上限20億ドルを少なくとも40億ドルに引き上げる。世界的な利回り急上昇への対応策の模様。
本日は午後に7月分のFOMC議事録が公表される。ウォーシュ議長はフォワードガイダンスを示さない方針を取っているため、市場は議事録からFOMC委員の利上げに対する温度差を探ろうとしている。FRB内で意見が大きく分かれており、投資家の注目が集まりそうだ。7月会合では3人が利上げを主張して反対票を投じており、市場は対立の詳細を探る。短期金融市場では現時点で、67%の確率で据え置きが見込まれている状況。
一方、中東情勢は依然として混迷。イランが欧州にある米国の標的への攻撃を検討していると報じられ、原油価格は大幅高となっていた。
米財務省のニュースが伝わるまでは、AI・ハイテク株は軟調な動きも見られていた。オープンAIが投資家の期待を下回る第2四半期の決算を開示したと報じられたことが嫌気されていた模様。売上高は第1四半期から18%増加したものの、赤字は拡大したという。
米株式市場は、次第に高値警戒感も出てきているものの、強気な見方は依然として多い。「経済は十分に強い。企業の利益とキャッシュフローは十分に堅調で、何らかの動揺が起きても乗り越えられると考えている」とのコメントも出ていた。
モデルナ<MRNA>が時間外で急騰。取引開始前に悪性黒色腫ワクチンの試験が目標を達成した。同社とメルク<MRK>は、個別化がんワクチンが大規模な第3フェーズ臨床試験で悪性黒色腫の再発リスクを低下させたと発表した。メッセンジャーRNA(mRNA)を利用したがん治療にとって重要な節目となる。
家具のレイジーボーイ<LZB>が決算を受け時間外で大幅安。卸売事業の弱さが目立った。直営の小売部門では売上高が10%増加したものの、卸売部門では注文動向が不安定となり、出荷ベースの売上高が減少。
化粧品のエスティローダー<EL>が決算を受け時間外で上昇。通期売上高の3年連続減少にも歯止めがかかり、同社の経営再建に弾みがついていることを示した。
(NY時間08:59)(日本時間21:59)時間外
モデルナ<MRNA> 120.00(+57.04 +90.60%)
メルク<MRK> 144.50(+9.33 +6.90%)
レイジーボーイ<LZB> 33.80(-7.03 -17.22%)
エスティローダー<EL> 95.95(+11.68 +13.86%)
マイクロン<MU> 968.50(+27.74 +2.95%)
インテル<INTC> 97.66(+0.97 +1.01%)
サンディスク<SNDK> 1705.26(+79.48 +4.89%)
アップル<AAPL> 310.04(+0.01 +0.00%)
マイクロソフト<MSFT> 478.90(-2.73 -0.57%)
アマゾン<AMZN> 261.42(+1.97 +0.76%)
アルファベットC<GOOG> 339.77(-1.51 -0.44%)
アルファベットA<GOOGL> 342.51(-1.69 -0.49%)
テスラ<TSLA> 337.67(+0.80 +0.24%)
スペースX<SPCX> 144.23(+0.89 +0.62%)
メタ<META> 545.88(+2.21 +0.41%)
エヌビディア<NVDA> 221.17(+1.43 +0.65%)
AMD<AMD> 489.38(+4.99 +1.03%)
イーライリリー<LLY> 1235.00(+9.27 +0.76%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース