来週の為替相場見通し＝円の反動高の行方を注視
来週の外国為替市場のドル円相場は、円高の進行がどこまで進むかが注視されそうだ。予想レンジは１ドル＝１３２円００～１３４円５０銭。
今週は週末に一時１３２円台までドル安・円高が進行。米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）で０．７５％利上げが決まり、米４～６月国内総生産（ＧＤＰ）が前期比年率０．９％減と２期連続マイナス成長となった。先行きの大幅な米利上げ観測が後退するとともに、急激に進行した円安の修正に向けた反動高の動きが強まりつつある。来週は５日の米７月雇用統計が注目されるが、１日の米７月ＩＳＭ製造業景気指数や３日の同ＩＳＭ非製造業景気指数なども関心を集めている。更に中国景気をみるうえで、１日の財新・中国７月製造業ＰＭＩなども目が離せない。
株探ニュース