外為サマリー:147円60銭台で推移、ドル高受けいったん利益確定売りも
8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=147円60銭前後と前日午後5時時点に比べ1円80銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=161円48銭前後と同1円10銭弱のユーロ高・円安で推移している。
前日のニューヨーク市場では、米長期金利上昇による日米金利差拡大の観測を背景に一時148円15銭までドル高・円安が進んだ。トランプ大統領が関税措置の90日間停止を検討していると一部で報じられたが、ホワイトハウスは否定した。東京市場に移ってからは、148円ラインを上値にした一進一退。午前8時30分時点では147円90銭台で推移していたが、その後、午前9時40分過ぎには一時147円50銭近辺へ軟化した。米国の相互関税を巡り情報は錯綜しているが、前日のニューヨーク市場でのドル高を受けいったん利益確定売りが優勢となっている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0939ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。
株探ニュース