NY為替:日銀の利上げ継続観測強まる、米ドル・円は一時155円92銭
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円36銭から155円92銭まで下落し、156円06銭で引けた。米長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。また、日銀の12月金融政策決定会合の議事要旨を受けた利上げ継続観測で、円買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.1789ドルまで上昇後、1.1750ドルまで反落し、1.1774ドルで引けた。ユーロ・円は184円16銭まで上昇後、183円47銭まで反落した。日欧金利差縮小観測にユーロ売り、円買いが優勢となったほか、地政学的リスクの上昇に連れリスク回避の円買いも強まったと見られる。ポンド・ドルは1.3496ドルまで下落後、1.3513ドルまで反発。ドル・スイスは0.7882フランへ下落後、0.7910フランまで上昇した。
《MK》
株探ニュース