欧州為替:ドル・円は108円付近、欧州通貨は下げ渋り
欧州市場でドル・円は108円付近にやや値を下げた。米10年債利回りの上げ渋りと米株式先物の上げ幅縮小でドル買いは抑制。アジア市場終盤に下落基調に振れたユーロとポンドが下げ渋りを手がかりに、ドルがやや下押しされた。
一方、17時半に発表された英国の雇用関連統計は賃金の上昇が好感され、ポンドの下げは一服。また、18時のドイツのZEW景気期待指数は予想を下回る低調な内容となり、ユーロの買い戻しは弱まった。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円97銭から108円08銭、ユーロ・円は121円34銭から121円57銭、ユーロ・ドルは1.1236ドルから1.1249ドルで推移した。
《FA》
提供:フィスコ
株探ニュース