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Veritas In Silico---島根大学と肺移植後の機能不全抑制薬開発に向けた共同研究を開始

材料
2025年11月18日 15時08分

Veritas In Silico<130A>は17日、国立大学法人 島根大学と、アンチセンス核酸(ASO)を用いた移植肺機能温存法および肺移植後早期に発生する原発性肺移植片機能不全(PGD)を抑制する新たな医薬品の研究開発を目的とした共同研究を開始したと発表した。

研究費用は島根大学および同社がそれぞれ自己負担し、金銭の授受は行わない。研究期間は2025年10月14日から2028年10月13日までの3年間を予定し、研究代表者は、島根大学医学部外科学講座呼吸器外科学教授の山根正修氏および、同社の新潟研究所主任研究員の高田遼平氏が務める。

PGDは肺移植後の早期段階に発生し、移植後の早期死亡につながる主な原因とされている。島根大学医学部の山根教授は、PGDに関与する重要な因子をすでに同定している。

本共同研究では、同社が創薬プラットフォーム「ibVIS(R)」を活用し、PGDに関与する因子の作用を抑制するASOの設計、新規分子に対するin vitro評価系の確立、およびその評価系におけるASOの効果確認と最適化を担う。島根大学はこれと並行して肺障害ラットモデルの作製を行い、そのモデルを用いて最適化されたASOの有効性確認を担当する。

《NH》

提供:フィスコ

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