1419東証P貸借
業種 建設業

タマホーム 株価材料ニュース

4,555
+15
+0.33%
業績
(10:47)
PTS

4,551

(10:47)
株価は20分ディレイ

タマホーム Research Memo(5):手持棟数の増加によりたな卸資産が増加するも、有利子負債は減少

特集
2018年2月14日 15時15分

■業績動向

3. 財務状況と経営指標

タマホーム<1419>の2018年5月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比4,429百万円増加の87,779百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が同1,447百万円減少したが、注文住宅の受注増に伴いたな卸資産が同4,537百万円増加したほか、営業貸付金が同848百万円増加した。また、固定資産については前期末比で5百万円増とほぼ同水準となった。

負債合計は前期末比5,546百万円増加の74,808百万円となった。有利子負債で同2,133百万円減少、未払法人税等で同1,650百万円減少した一方、未成工事受入金が9,256百万円増加した。また、純資産は前期末比1,116百万円減少の12,971百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純損失598百万円の計上や配当金の支払449百万円が減少要因となっている。

経営指標を見ると、自己資本比率が前期末の16.7%から14.6%へと低下したが、これは同社の業績が下期に偏重することが要因であり、前年同期末(12.3%)との比較で見れば改善している。同様に有利子負債比率も前期末の225.0%から228.4%と若干上昇しているが、前年同期末(248.7%)の水準からは改善が進んでいると言える。財務の健全性については依然ぜい弱であるが、現預金が200億円以上と潤沢にあるため、経営面で問題となるような状況にはなく、今後は業績の回復とともに財務体質も改善していくものと弊社では予想している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる