1stコーポが後場に下げ幅を拡大、今期連結最終益は従来の単体予想を下回る
ファーストコーポレーション<1430>が後場に下げ幅を拡大した。この日、23年5月期に単体決算から連結決算に移行することに伴い、今期の連結業績予想を開示した。売上高は252億円、最終利益は13億2000万円を見込む。これまでの単体業績の予想は、売上高が280億円(前期比7.2%減)、最終利益が13億7000万円(同8.0%増)だった。新たに連結で開示した業績がこれまでの単体予想を下回っており、売りを促す要因となった。
同社は子会社として、ウェルビーイングをコンセプトとするマンションの企画などを手掛けるファーストエボリューションを2020年11月に設立。第1弾として「CANVAS南大沢」を企画し、22年4月に販売を開始した。グループでの同社の重要性が増すと判断し、連結決算への移行を決めた。なお、直近の業績動向から不動産売上高を減額し、連結業績予想に反映した。
株探ニュース