ベステラが急反発、第3四半期大幅営業減益も8~10月期は黒字転換
ベステラ<1433>が急反発している。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(2~10月)連結決算は、売上高25億8200万円(前年同期比2.2%減)、営業利益6400万円(同54.5%減)と大幅減益となったものの、8~10月期営業利益は5300万円と前年同期比で黒字転換しており、これが好感されている。
上期に新型コロナ感染症の影響で着工遅れがあったことが響き減益を余儀なくされたが、第2四半期末以降、受注状況、工事進捗ともに好調に推移しているという。また、純利益は受取配当金の増加により1億2000万円(同31.9%増)と大幅増益となった。
なお、21年1月期通期業績予想は、売上高38億円(前期比10.6%増)、営業利益1億2000万円(同28.8%増)、純利益1億3000万円(同2.2倍)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース