住石HDが大幅高で3日続伸、配当予想増額と9月中間期経常大幅増益が買いを誘発
住石ホールディングス<1514>が大幅高で3日続伸した。31日の取引終了後、これまで7円50銭としてきた年間配当予想に関し、特別配当10円を含めて20円(前期比12円50銭増配)に見直したと発表。加えて24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を開示し、経常利益は前年同期比7.9倍の55億2300万円となった。通期計画に対する進捗率は約94%に上った。配当予想の増額と進捗率の高さを評価した買いを誘ったようだ。
石炭事業部門では豪州ワンボ炭鉱からの受取配当金が増加した。もっとも石炭販売取引での販売数量は減少し、9月中間期の売上高は同36.4%減の156億1200万円だった。同社は業績の達成状況や事業環境などを勘案し、配当予想を見直した。
株探ニュース