第一カッターが急落、首都圏建造物解体工事の需要一段落で19年6月期26%営業減益
第一カッター興業<1716>が急落している。13日の取引終了後に発表した19年6月期の連結業績予想で、売上高143億1800万円(前期比12.1%減)、営業利益16億2400万円(同25.7%減)、純利益10億1400万円(同31.8%減)と大幅減収減益を見込み、年間配当を5円減配の20円を予定していることがネガティブ視されている。
今期は、首都圏における建造物解体・補修関連工事の需要が一段落し、受注量が減少すると見込んでおり、切断・穿孔工事の完成工事高が減少すると予想。一方で、施工体制強化に向けた取り組みや人材育成のための投資は今後も継続するため、人件費の増加が利益を圧迫する見通しだ。
なお、18年6月期決算は、売上高162億8300万円(前の期比26.8%増)、営業利益21億8700万円(同54.9%増)、純利益14億8700万円(同50.2%増)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース