東建コーポが大幅続落、第3四半期累計受注高が減少
東建コーポレーション<1766>が大幅続落。13日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年5月~18年1月)連結決算は、売上高2425億3700万円(前年同期比9.0%増)、営業利益は148億6400万円(同13.7%増)、純利益は102億5300万円(同15.3%増)と2ケタ営業増益だったものの、建設事業の総受注高が同2.2%減の1270億800万円にとどまったことが嫌気されている。
建設事業で期初の受注残高が豊富にあったことから、完成工事高が増加した。また、不動産賃貸事業では、管理物件数の増加に伴うサブリース経営代行システム(一括借り上げ制度)による入居者からの家賃収入や管理料収入などが増加し、業績向上に貢献した。ただ、金融機関の賃貸建物に対する建設資金の融資姿勢が厳しいことから受注高が減少したという。
なお、18年4月期通期業績予想は、売上高3296億7600万円(前期比8.0%増)、営業利益197億3300万円(同6.7%増)、純利益136億8700万円(同5.0%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース