アジアＧＨＤが５日続落、東京地裁が財産の仮差し押さえ認める決定と報じられる
アジアゲートホールディングス<1783>が５日続落している。ＦＮＮプライムオンラインが２８日、「東証スタンダード上場の不動産会社アジアゲートホールディングスについて、東京地裁が、５０００万円の財産の仮差し押さえを認める決定をしたことがＦＮＮの取材で分かった」と報じており、これを嫌気した売りが出ているようだ。
記事によると、不動産会社ＮＳアセットマネジメントの役員が、アジアゲートに一昨年買収された際に「契約していた買収の代金５億円が支払われていない」と主張し、今週にも東京地裁に訴えを起こす方針という。これに対して会社側は、「当社が発表したものではない。また、裁判所により仮差し押さえの決定の通知を受領しておらず、事実確認中だ」との旨のコメントを発表。また、「２０年７月３日付事業譲渡契約及び株式譲渡契約に基づく事業譲渡代金及び株式譲渡代金の全額を支払い済みであり、事業譲渡代金の未払いの事実はない」としている。
株探ニュース