南海辰村が急落、工事の着工時期ずれなど響き20年3月期業績予想を下方修正
南海辰村建設<1850>が急落している。27日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を428億円から397億円(前期比9.7%減)へ、、営業利益を23億7000万円から20億8000万円(同20.6%減)へ、純利益を17億円から4億4000万円(前期12億5000万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
工事の着工時期ずれや進捗遅れなどの影響で売上高が計画を下回る見込みであることに加えて、売上高の減少に伴う売上総利益の減少などが響いた。また、大阪府貝塚市に保有する建設用仮設資材置場の廃止を決定したことに伴い、遊休となる固定資産について減損損失19億1700万円を特別損失として計上することも要因としている。
株探ニュース