住友林が続伸、国内有力証券が目標株価を1900円へ引き上げ
住友林業<1911>が続伸している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が24日付で投資判断「オーバーウエート」を継続し、目標株価を1600円から1900円へ引き上げたことが好材料視されている。
同証券では、米国の戸建住宅市場の好調を背景とした中期の利益成長のストーリーは健在と評価。会社側は20年12月期(9カ月)第1四半期(4~6月)決算発表時に通期の経常利益計画を240億円(期初計画150億円)に上方修正し、これを受けて同証券も経常利益予想を20年12月期は300億円(従来270億円)に上方修正した。国内の戸建注文住宅の順調な工事進捗を予想し、住宅・建築の売上高予想を増額したほか、米国の販売戸数を引き上げ、海外住宅・不動産の売上高を上方修正したという。上方修正発表後、株価は急上昇しているが、同証券予想PERで引き続き割安感があるとしている。
株探ニュース